日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年09月06日全米オープンテニスジュニア 望月慎太郎選手が2回戦敗退

ウィンブルドンジュニアで優勝し、ジュニア世界ランキング1位となった望月慎太郎が、全米ジュニアに登場。

周りの注目を浴びながらの1回戦は胃痙攣をおこしながらも最後までファイトし2回戦に進んだが、リンガ ラバジェン選手(アルゼンチン)に6-4、6(6)-7、2-6と逆転され、3回戦に進むことはできませんでした。

ウィンブルドンジュニア優勝、ジュニア世界1位ということで、周りの環境が変わってきたのは間違いない。今までとは違う緊張感の中での戦いは、本人の気づかないところでストレスになっていることもある。僕も現役のころ、試合中の胃痙攣を何度も経験している。しかもグランドスラムのNO1シードということがどれだけすごいことか…

慎太郎のプレーはフェデラーや圭のような天才的で華麗なテニスではなく、しっかりとテニスを組み立てていくジョコビッチタイプの選手。ジョコビッチのような選手はいままで日本人にはいませんでした。

慎太郎がこれからやらなければならないことをしっかりとやっていけば、必ず世界のトップに通用する選手になることは間違いないでしょう。だからこそ、少し時間がかかるかもしれません。山中コーチとともに、じっくりと慎太郎のテニスを確立して言って欲しいと願っています。

みなさん、長い目で見守っていてください!

さぁ、全米オープンテニスも残すところあと3日。

明日の男子準決勝メドベージェフvsディミトロフを解説します!