日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年11月21日男子テニス国別対抗戦デビスカップ 決勝ラウンド 日本vsセルビア

デビスカップ決勝ラウンド グループA  日本 0-3 セルビア 

第一試合 杉田祐一 2-6,4-6 F.クライノビッチ

第二試合 西岡良仁 1-6,2-6 N.ジョコビッチ

第三試合 内山靖崇/マクラクラン勉 6-7,6-7 J.ディプサレビッチ/V.トロイツキ

デ杯代表に返り咲いた杉田選手でしたが、クライノビッチのサービスと強烈なストロークに苦しみ、最後までタイミングを合わせられなかった杉田選手は悔しい敗退。

第二試合に登場したジョコビッチ、やはり王者でした!安定しているし隙がない。自信をもって戦った西岡選手のテニスに真っ向から勝負し、ポイントをとっていく。西岡選手もストローク戦でジョコビッチを左右に揺さぶり攻めていきましたが、ジョコビッチの予測力に悩まされた、すべてにおいてジョコビッチは本当に凄かったとしか言いようがない、そんな試合でした。でも、昨日のモンフィス戦の勝利したこと、そして今日のジョコビッチ戦と、全てが西岡選手にとって大事な経験、大事な時間になったと思う。

今回戦うことはありませんでしたが、予選ラウンドの中国戦で痙攣しながらも2勝したダニエル太郎選手の功績もあっての決勝ラウンド進出ですから、チームみんなで戦ったことは言うまでもありません。来年もこの舞台でさらに強くなった日本を世界に示して欲しいと思います。

日本男子の今期のテニスはこれで終わりですが、来年の2020年は東京オリンピックが行われる大事な年。この5名の代表選手たちにも十分に五輪出場の可能性がある!シーズンオフでリフレッシュして、2020年もさらなる飛躍をして欲しいです!

改めてデ杯の良さを感じさせてくれたチームジャパンに心から感謝!そしてお疲れさまでした!