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2015年9月のアーカイブ

修造チャレンジトップジュニアキャンプ!

デビスカップワールドグループ残留を決めた日本チームの興奮冷めやらぬ中、

今年最後のトップジュニアキャンプはボブ・ブレットを招いての合宿。

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子供たちにとっても、僕にとっても刺激のあるタフな6日間になる!

全米解説のためにニューヨークに2週間滞在中、テニスはできなかったけど

このジュニアキャンプのためにトレーニングはしてきたつもり・・・です。

 

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「勝つために何をすればいいのか」 

「勝つためにどうしたらいいのか」

それを自分で見つける!

 

これをキーワードにジュニアたちと僕も頑張ります!

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日本が、デビスカップ国別対抗戦、ワールドグループ残留を決めた!

日本  3-2  コロンビア

 

<第1日目 シングルス2試合>

ダニエル太郎 2-3 S.ヒラルド  /  錦織圭 3-0 A.ファージャ

     

<第2日目 ダブルス1試合> 

西岡良仁&内山靖崇 1-3 Jカバル&Rファラ 

 

<第3日目 シングルス2試合>

錦織圭 3-0 S.ヒラルド  /  ダニエル太郎 3-0 A.ファージャ

 

これがどれだけ凄いことか、日本テニスにとってどれだけ大きなことか…説明できない。

何故なら僕の想いを読むのに30分はかかります…5万文字はいくだろう…だから一言。

 

僕の夢はグランドスラムで戦うこと、そしてデ杯でワールドグループ入りすることだった。

でも、目標のワールドグループの入れ替え戦すら到達することができなかったのが現実だった。

ガラスのエース松岡修造がただただ弱かった…デ杯とは、それだけプレッシャーのかかる試合

なのだ。

テニスの強化をはじめた17年前、世界で通用する選手は勿論だが、デ杯でワールドグループ

入りする!それは、僕にとってのチャレンジだったのだ。

 

そして・・・日本が、ワールドグループでもう一度戦う権利を得た!

 

☆圭が年長、若手チーム、最強チーム

今回は添田豪選手、伊藤竜馬選手が参加していない、なんと錦織選手が最年長となったチーム!

その中で、圭らしいON、OFFのあるチーム日本を作り上げていた。

僕の時のような重苦しい雰囲気はなく、戦うことを楽しんでいるような、明るいチームだ!

 

ただ、今回のチームはコロンビア、アウェイでの戦い・・・

 

☆アウェイ、いやダブルアウェイ状態

試合中、数少ない日本応援団だから、錦織コールが湧くと…ぷっぷうぷっぷ~~~と鳴り物ですぐ

にかき消される。

観客席とテニスコートにミニフェンスなし!

まるでサラウンド応援のように真後ろ、真横から声援が聞こえてくる。そして、興奮したらそのまま

観客がコートに飛び降りてきてしまうのではないかというようなデ杯戦のために作られたといって

いいコート。

ただ、圭を含め、日本選手に対して最後には暖かい拍手が送られていた。そして圭の地元の子供

たちからのサイン攻めは凄かった!

(僕のツアーコーチ、また昔の圭のコーチも実はコロンビア人。コロンビアの頑張りに敬意を評しま

す。植田監督も言っていましたが、これだけ自国を本気で応援できるコロンビアの皆さんがある意

味羨ましいと賞賛していました)

 

☆圭の安定テニス、躍動テニス、エンジョイテニス!

初日から1セットも奪われず完全勝利の圭。全米1回戦敗退のショックから立ち直っていた。

それは、デ杯戦という国別対抗戦が圭に力を与えたのだと思う。

2年前の全米オープン、世界のトップ10入へのプレッシャーもあり、1回戦負けでモチベーションが

薄れていた時、デ杯によって気持ちが蘇ったと圭はいっていた。逃げられない状態、負けられない

戦い、日本を背負う戦い、それがデ杯なのだ。

今回も、圭は逃げなかった。そして、何か試合をエンジョイしているようにも見えた。

最初はいつもよりも立つ位置をベースラインよりも後方にし、粘りながら、我慢しながらプレイをして

いた。標高であり、ボールが普段よりも飛んでいく、タイミングが合うまでは我慢のテニスが必要だ

ったのだ。リズムをつかんでからの圭は世界の圭だった。

 

特に、日本1-2で迎えた3日目の試合、3セット目のタイブレーク5-2、相手のサービス、バックハ

ンドストレートのリターンエースは、圭にしかできないスーパーショットだった。

そしてガッツポーズにも笑顔が・・・全米オープン1回戦敗退、辛い苦しい中、アウエーでのデ杯戦。

日本の柱として、最高の戦いでした。

圭 ありがとう!

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☆ダニエルが太郎になった!

初日は、2セットダウンから挽回し、後一歩のところで破れる。

2-2のアウェイで迎える最終戦。テニス選手にとってもっともプレッシャーのかかる試合だ。

1セット目2-5・・・そこからダニエルが太郎になった!

今までコートの後ろ、フェンスに当たってしまうのではないか!というぐらい後方を定位置にしボールを

つなげていたが、段々ベースライン際でのプレイが多くなり、強打太郎になった!190センチを超える

長身からのサービスも武器になっていた。

こんな強い太郎を僕は初めて見た!

勝利のあとのインタビュー、圭は英語で答えていたが、スペイン育ちのダニエルはスペイン語で答える。

かっこよかった!でも、何を言っていたのかスペイン語はわかりませ~~~ん!

それもよかった!

プレッシャーから逃げず、新たな攻撃テニスを見つけた太郎。

日本をワールドグループに生き残らせてくれて、勝利に導いてくれた。

太郎、ありがとう!

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☆西岡良仁選手デ杯デビュー!

1-1で迎えた2日目ダブルス。

本来は圭がダブルスに出場してほし場面。

ただ、シングルスにすべてを温存する植田監督の戦略により、西岡選手がデ杯初デビュー!

ジュニアデ杯の時から団体戦でのダブルスの役割の大きさを知っている良仁。日本のダブルス

エース内山選手とのコンビ、敗れたものの、若さを、そして勢いを感じた試合だった。

日本、ダブルスが強い!そう言われる日がやってくるだろう!

靖崇、良仁 ありがとう!

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☆植田実監督の大和魂!

はっきりと言えることがある。

日本のテニス界を想い、そして人生を日本テニスに懸けてくれている人、それが植田実監督だ。

日本テニスの為ならなんでもする、死んでもいい!と思っている人だ。

だからこそ、今回のコロンビア戦も日本が日本らしいテニスで戦うことができた。そういう舞台を

作ってくださった。

植田監督、もう一度日本テニスに夢を与えて下さりありがとうございます!

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これで日本はまた、テニスの国になるべく一歩を踏み始めた。

チーム日本、そして現地を含め、日本を応援してくださった皆さん、本当におめでとう!ありがとう!

 

明日から、ジュニア強化合宿がはじまる!

テンションマックスの修造より

 

日めくりカレンダー第2弾、「ほめくり、修造!」発信!

この度、「まいにち、修造!」に続く第2弾、「ほめくり、修造!」が書店に並ぶことになりました。

 

ほめくり表紙.jpgのサムネイル画像

http://www.php.co.jp/shuzo/
 

周りの反響は大きく「まいにち、修造!」と比較されるのが必至ですが、全くと言っていいほ

ど僕にはプレッシャーというものがありません。何故なら、テニス時代と違い、勝ち負けでは

ないから。

「まいにち、修造!」については、“たくさんの人たちが見てくれた”という事がとてもうれしく、

またカレンダーを手にしてくださった方々から「元気が出た」、「笑顔になれた」という言葉を

聞くたびに「このカレンダーを作ってよかった」という思いでいっぱいでした。僕としては出し

尽くした「まいにち、修造!」だったので、次のことなんて全く考えていませんでした。

 

しかし・・・

昨年末、ランニングマシーンでのトレーニング中。最後の追い込みで自分を励ましている時

でした。突如、僕の脳裏にある言葉が浮かび上がったのです。

 

自分をほめろ!ほめまくれ!ほめくりだ!

ひめくり、ほめくり・・・・・・・・?!

これだ!トレーニング中に叫び、そして何故か笑顔いっぱいになり気合で走りすぎ、右ふくら

はぎが痙攣する始末...

 

実は、第1弾の「まいにち、修造!」は、もともと今までに僕がホームページの動画メッセージ

をはじめ、自分自身に語りかけていた言葉を集め、PHPの方々にまとめてもらって一緒に

編集して作り上げたものでした。

そして、想像もしない日めくりブーム。自然に「第2弾の話が持ち込まれるんだろうなぁ」とは

思っていましたが、でも僕の心は決まっていた。第2弾はしばらくはやらないと...

 

でも、第2弾の話はPHPさんから上がってくることはなかったのです。

PHPさん曰く、「日めくりは松岡さんの最高傑作。これ以上のものは作ることが、できないと

思います...」いい意味で消極的であり、また個人的には出版社として、商業主義ではなく、

僕のことをよく理解してくださり、そして大切に思ってくれている嬉しい考えでした。

僕も同意見!

 

でも?!

ほめくり」という言葉が僕の脳から排出された時点で、僕の本気に火が付いてしまった!

新聞のコラムやテレビのドキュメンタリーなどで、よく今の日本は会社でも学校でも家族の中

でも「ほめて育てる!」ことが良いという伝え方を目にします。

ほめることはいいことです!

でも、誤解を恐れずに言わせてもらいます。

僕は ほめることが大好きだ!

ただ、その褒め方に疑問?を感じていました。

果たして「頑張っていない人」、「まだなにも出来てもいない人」たちに、ただほめることがその人

にとって本当にいいことなのか?その人のことを思っているからこそ、思いをぶつけるべきなの

ではないか!叱られようが、苦言だろうが、本気で思っているからこその言葉は、『ほめてくれて

いる』ということと一緒なんだ!僕はそう感じているんです。

 

「ほめる」というのは本気、期待、覚悟がいる!

僕の脳裏に「ほめくる」という言葉が浮かんでからは、僕が今まで褒めてきた言葉、浮かび上が

ってきた言葉を集約していきました。どんな時もアンテナをはり、自分が感じたことをほめくり言

葉にしていきました。

 

出てくる、出てくるほめくり言葉!

全ての言葉はほめくりに繋がっていると思ったほど次から次へとその言葉が出てくるんです。

なので、最終的に31個の言葉を選択することが一苦労でしたが、「まいにち、修造!」でみなさん

から頂いたご意見を参考にさせてもらい選んだ言葉もあります。

 

「まいにち、修造!は応援言葉だけど、心がしんどくなることがある...」

「もっとやさしく包んでくれるような言葉があったらいいのに…」

言葉によって、ホッとしたい、守られたいという感想が多かったんです。

ですから今回は修クリームをはじめ、心が安心する僕なりの甘くて優しい(?!)ほめくり言葉

加えさせていただきました。

 

「ほめくり、修造!」で一人でも多くの人が笑顔に元気に、そして本気になってくれることを願って

います。

 

最後に自分自身をほめくります。

 

修造、ほめくり完成に向け、やりきったね!

出し切ったね!

絞り出したね!

修造、これからも...もっともっとみんなを熱くほめまくれ! 

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発売日の今日、ファブリーズのCM撮影前に全米テニスで

日焼けした肌をほめまくり、心を除菌しています!

2015年のグランドスラム大会が終わりました

全豪オープンに始まり、全仏、全英、全米と、2015年のグランドスラム大会が終わりました。

 

大会最終日に開催された車いすテニス男子シングルス決勝では、

我らが国枝慎吾選手が、ステファン・ウデ選手を6-7、6-3、6-2のフルセットで破り、

見事優勝して、全米オープン2連覇を達成しました!

1セット目は落としたものの、持ち前の強い精神力で、その後の2セットを連取し、見事逆転優勝!

世界ランキングNO1らしい、実に頼もしいプレーでした。

 

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その後開催された男子シングルス決勝では、ノバク・ジョコビッチ選手とロジャー・フェデラー選手が対戦。

第1シードと第2シードの直接対決は、6-4、5-7、6-4、6-4のセットカウント3-1で、

ジョコビッチ選手が4年ぶり2回目の優勝を飾りました!

 

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その後、なんと夢のセンターコートで、ジョコビッチ選手への優勝インタビュー!!!

僕にとっても夢のような時間になりました。


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これで、2015年のグランドスラム大会は終わりましたが、これからもテニスの大会はまだまだ続きます!

10月には、日本で楽天ジャパンオープンも開催されます!

引き続き、みなさんの本気の応援よろしくお願いいたします!!

 

大会13日目

大会13日目。

今日は男子ダブルス決勝と女子シングルス決勝。

 

今日は解説はありませんがスタジオでテニスについて思う存分話ができるというのは嬉しいことです。

気持ちよくたくさんスタジオで話をさせていただきました。

 

そのスタジオ生放送のときです。

後ろのコートで明日男子決勝を控えているジョコビッチ選手が練習に来たのですが、なんと車いす選手

たちと練習をはじめたんです。明日の決勝を控えて緊張もしているのでしょうが、こういうことでリラックス

して、明日の決勝を迎える世界NO1のジョコビッチ選手は…さすがです!

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ジュニア男子ダブルスで勝ち残っていた綿貫ペアも昨日の準決勝で負けてしまい、日本人ジュニアもいなく

なってしまった・・・ちょっとまって、日本には世界NO1が二人もいるじゃないですか!!

昨日は国枝慎吾選手が、今日は上地 結衣選手が、ともにシングルス決勝進出を果たしています。

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 それから、今日、懐かしい人に出会いました!

僕が世界を転戦していたとき、よく同じ大会で一緒になったニコラス・ぺレイラ。

彼は南米のESPNの解説で来ていました。相変わらず明るくて人懐っこい笑顔は変わらない。

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そして、2015年の最後のグランドスラムである全米オープンテニス女子シングルスの結果は・・・

Fペンネッタ(ITA) 7-6,6-2 R.ビンチ(ITA)

ペンネッタ選手がグランドスラム初の決勝、そして初めてのグランドスラム優勝!

おめでとうございます!

 

さぁ、いよいよ明日は男子シングルス決勝です。

ウインブルドン決勝と同じカードとなりましたが、ジョコビッチもフェデラーも好調なだけに、

どちらが優勝してもおかしくない決勝になるでしょう。楽しみですね!

 

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ダバディさんと山藤さんとのスタジオも明日でいよいよ最後…

 

 

大会11日目 なんと雨予報で早々に試合キャンセル!

大会11日目。

今日は朝から夜には雨が100%という予報がでていたので、

お昼頃、早々にナイトマッチ女子準決勝2試合のキャンセルが発表された。

選手にとってはこういう早い決断は喜ばしいことです。

ずーっと待たされてからのキャンセルは選手にとっては辛いですからね。

 

ただ、お昼から始まった男子ジュニアダブルス準々決勝は行われました。

山崎純平&Y.Hossam 1-6,3-6 F.Auger Aliassime & D.Shapovalov

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残念ながら敗退・・・

 

綿貫陽介&L.Harris 7-6,7-6 A.De Minaur & B.Hannestad

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見事ベスト4進出!

今大会の男子ジュニアシングルスの第1、第2シードのペアに昨日見事勝利し、

今日も2セットともタイブレークの接戦をものにしてベスト4に進出しました。

素晴らしい!陽介、このまま頂点までHarrisと突き進め!

 

今日から車いすテニスも始まりましたが、チリッチ選手とコーチのイバニセビッチのインタビューがあって

応援に行けなかったのですが、みごと国枝選手は1回戦突破!さすが世界NO1です!!

また、午後5時すぎに降り出した雨のため、上地選手の試合は、上地選手から6-1 4-6 5-3の時点で中断し、翌日に順延となりました。

 

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明日は綿貫ペアのダブルス準決勝、国枝選手の2回戦、順延した上地選手の1回戦の続き、

そして女子準決勝2試合、男子準決2試合、といずれも見ごたえのある試合ばかりで楽しみですね!

 

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岩本コーチと井上トレーナーと喜びの握手!!

 

 

 

 

 

 

全米オープンテニス 8日目 日本人ジュニア全員が1回戦突破!!

昨日、日本人ジュニア男子4名、女子1名の5名が1回戦突破というお知らせをしましたが、

山崎純平選手も第1セットを取られたものの最後まであきらめることなく声を出し続け、

見事勝利しました!これで全米ジュニア本戦に出場した日本人選手男女ともに、全員が

1回戦突破しました。これはジュニアの強化に携わっていて一番うれしい出来事ですね。

 

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山崎純平 2-6,6-4,6-3 M.Barrios Vera(8)

 

毎日暑い日が続いていて、タフな試合がまだまだ続きますが、一人でも多くの選手が1試合

1試合、ベストを尽くした試合をして欲しいです。勝つことも大事ですが、やはりジュニアの

うちは負けてもアグレッシブに挑み続けるという気持ち、守るだけのテニスではなくファイト

して出し尽くしてほしい。

 

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ナショナルコーチであり、ジュニアデ杯監督の岩本コーチと

今年から怪我の多いジュニアたちのために体のケアをしてくれ

ている井上トレーナー

 

明日は2回戦、5試合…時間が許す限り応援に行きたいと思います!

 

修造

 

 

全米オープンテニス 7日目 ジュニアが始まった!

今日からジュニア本戦が始まりました。

日本人男子選手5名、女子1名が本戦出場。今日は山崎純平を除いた男子4選手と女子の村松千裕選手の

試合が行われました。

僕はWOWOWのスタジオLiveやヒンギス選手、セレナ選手などのインタビューの合い間を見つけては、ジュ

ニアたちの試合を見に行きました。

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今日は久しぶりに日差しが強くて・・・というより痛いほど暑かったが、日本選手、皆大健闘!

なんと今日試合があった日本人選手全員が2回戦に勝ち進みました!!

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<男子シングルス1回戦>

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高橋悠介 6-4,6-1 G.Espin Busleiman

 

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福田創楽 6-1, 6-4  J.Nikles

 

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Akira. Santillan  6-1, 7-6  D.Karimov

 

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綿貫陽介 6-3,6-3  M.Pena Lopez

 

<女子シングルス1回戦>

村松千裕 2-6,6-2,6-2 J.Hinojosa Gomez 

 

明日は山崎純平の1回戦とダブルスがある。

今日はこれからWOWOWナイトマッチのジョコビッチ戦の解説に行ってきます!

WOWOWをご覧になっていればご存じだと思いますが「デイリーナビ」を知っていますか?

Webでも見れますが今日のダイジェストと明日の告知を兼ねての3分番組なのですが、最後

に僕のコメントで番組が終わるのですが、その収録を会場のいろんなところに行って収録して

いますので、毎回楽しんでもらえるとうれしいです!WOWOWのHPで見れますよ!

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 WOWOWデイリーナビチーム(?!)

 

毎日がテニス漬けで幸せを感じている 修造より

 

ジュニア予選が始まりました!

日本人選手のいなくなった全米オープンテニス、ちょっと寂しくなるかと思ったのですが、

今日からジュニア予選が始まりました。

 

4名の男子ジュニア選手の予選1回戦が行われ、徳田選手と甲斐選手が2回戦に進みました。

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2回戦に進んだ徳田選手は試合後も練習、気合入っています!

 

明日はマレーのナイトマッチを解説予定!

 

まだまだ楽しみがたくさんある全米オープンテニスです。

 

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予選2回戦に進んだ日本男子ジュニア 甲斐選手

全米オープンテニス 4日目 日本選手が消えてしまった...

日本男子、西岡良仁選手が破れた。

 

西岡良仁 0-6,3-6,4-6 トーマス・ベルッチ(BRA)   

試合時間:

 

大会4日目で日本選手が、全米オープンテニスから消えてしまった…

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試合を撮影するカメラマンも傘をさしての撮影…じりじりとした強い日差しの中で

撮影するカメラマンにとってもそうとうタフ・・・

 

今日は大会一番の暑さでのなか、最初から西岡選手の勢いは止まっていた。

相手はランキング30位ではあるが、僕は良仁にとってテニス人生で最もタフな選手との対戦に

なると感じていた。背丈、パワー、経験、スピード、全てにおいてベルッチが優っている。

唯一あるとすれば、今大会で得ている良仁の自信からやってくるメンタルだ。

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その心が、最初から崩れた。

ほとんど何もできない中、第1セットから0-6・・・。

 

セットが終わりトレーナーを呼ぶ良仁。

暑さ、予選からのタフな試合により疲れも重なり、フラフラな状態になっていた。

 

最後まで諦めずに戦った西岡だが、最後まで良仁の良さが見えない中での敗退となってしまった

のが残念だ。

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良仁、できれば僕がWOWOWで解説したこの試合を、しっかりと見返して欲しい。

 

僕は解説の中で西岡選手に対して相当厳しいことを言いました。

WOWOWをご覧になっていた皆さんの中にも、「修造、ちょっと厳しいんじゃないか?」と思った方も

たくさんいると思います。でも、誤解を恐れずに言わせていただきたい。

 

僕が言っていることは正しいと思う。

本当に世界のトップに行くためには何が必要なのか?そしてこの試合が良仁にとってどれだけ大事

だったのか、僕は良仁へのメッセージだと思いながら、魂を込めて伝えさせていただきました。

 

この試合、WOWOWオンデマンドでも見れると思います。

見逃してしまった方は是非オンデマンドでご覧になってみてください。

 

でも!

良仁、予選最終戦のあの崖っぷち状態からの奇跡の予選突破から自身初のグランド

スラム1回戦突破はお見事!おめでとう! 

ただ、沢山の課題も感じたはず。

心から言わせて欲しい。

 

良仁、お疲れ様、そしてもっともっと強くなれ!

 

修造

 

西岡良仁選手が見事グランドスラム初の一回戦を突破!

西岡良仁選手が見事グランドスラム初の一回戦を突破した!

 

スコア:西岡良仁選手 6-4,2-6,6-7(7-9),6-1,6-2 P.H・マチュー選手(フランス)

試合時間:3時間22分

 

予選を3回勝ち抜き、本選に上がってきた良仁。

この試合、正直1万文字近く書き記したい気持ち。ただ、読んでいただくみなさんの思いを踏まえ、

試合が終わったばかりの思いがいっぱいの中、簡潔に記します。

 

相手を怖がっていなかった!

 

マチュー選手は元世界ランキング12位。現在は80位台の選手だが経験もあり、パワーもある。

誰もがマチュー有利としてみていた試合。

選手として一番怖いのが、相手の選手を尊敬しすぎること。

試合前に良仁も言っていたが「マチューはすごい選手、食らいついていきたい」とコメントを残していた。

大体このような言葉を発すると、いい試合はできるが最終的には負けてしまうもの。

だた、第1セットを奪った中で、その思いはなくなった。

「自分でも勝てる!」という思いが良仁の心に宿った。

 

でも第2セットを2-6で奪われ、セットカウント1-1。

3セット目はタイブレーク。良仁6-3のセットポイント、大チャンスだった。

しかし、そこで急に守りにはいってしまい、懸命に拾うだけのテニスに変わる。

勝ちたいという思いが強くなればなるほど守ってしまう。

・・・結局、タイブレークを失う。

 

誰もが思った・・・ここまでか。

 

ただ、良仁は違った。

「これからだ、絶対にあきらめない!」

よりメンタルを強くし、勢いに乗って6-1で第4セットを奪う。

そして最後も攻めた、攻撃した、打ち抜いた!

見事、初めてのフルセットを戦う中、勝利を自分自身で手繰り寄せたのだ!

 

何が良仁の魅力なのか?

 

☆どんなショットにも必ず意味を持たせている

背が低く、パワーがない分、小さいことから考えてテニスをしてきた良仁。

スピン、スライス、フラット、スピードに関しても変化を与え、

自分のポジションから一番相手にとって嫌な場所にうつなるショットの選択が出来る

 

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では、ここからわかりやすく、面白く、伝えます。

良仁のテニスは、まさに・・・

 

マジシャン良仁!

 相手にとって、予想できない、まるでマジックショットが炸裂する。それは・・・

 

☆スーパーカウンター良仁

相手に追い込まれたショットの返球が半端ない。

相手にとっては決まった・・・と思ったところからエースを奪えるカウンター、良!

 

☆富士山ドロップショット良仁

ドロップショットの得意な良仁。

ただ、普通のドロップではなく、大きく山なりな逆回転スライスで、ネット際ギリギリに落とす。

相手にとっては山なり、富士山なので届くつもりで走り返球するが、

相手に悟られないようにネットに詰めており、返球してもボレーで決める。美しい、良!

 

☆ど根性良仁

背丈がないために、ほとんどのボールを飛び上がりながらショットを放つ。

気持ちの根性だけではなく、根性バネテニス。

跳ねても跳ねてもバランスが崩れず、しっかりと強打できる。

世界唯一のど根性テニスだ、良!

 

☆ジェットコースターバックハンド良仁

バックのライジングもすごいが、角度をつけたアングルショットがすごい。

今日の試合も相手がアウトだと思って見逃したボールが、急にジェットコースター急降下のように落ちる。

まさに、決まった時は、叫びたくなるショットだ、良!

 

☆厚切りフォア良仁

厚切りジェイソンではなく、良仁のファアがするどい。

厚いグリップから放たれるフォアは、フラット系もスピン系も自由自在に展開できる!

相手としては、「Why ジャパニーズ ピーポー!」と叫びたくなる鋭さだ、良!

 

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そして、一番の武器はメンタルだ。

もともと、小学5年生から修造チャレンジの合宿に参加してきた良仁。

僕が、今まのでの選手で一番怒った選手でもある!

それは、精神的にアップダウンが激しく、そして諦めも早い選手であった。それが今・・・

 

☆ネバーギブアップ良仁!

予選決勝、マッチポイント3本も凌いた良仁。

この試合も3セット目タイブレーク、セットポイント4本あったにも関わらず奪えず、気持ちがマイナスになる場面。

奪われた中、より強いメンタルでカンバックした、良!

 

試合後、良仁と話をしたが、「タイブレーク、守りに入ってしまいました。圭くんに(錦織選手、IMGアカデ

ミー先輩)この夏の大会で、もっともっとタイブレークは攻めなければいけないと、アドバイスをいただい

ていた。でも、大事なタイブレークで守ってしまった。だからこそ、最後のファイナルセット、大事な時に

しっかりと攻撃的にいけました。」

と冷静に話す良仁。

 

本当に強く、そして逞しくなった!

 

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明日はゆっくり休んで2回戦に挑んで欲しい。

「行けるところまで行きます!」強い思いを語ってくれた。

 

良仁、最後に言わせてくれ。

君は小さい頃から日本でも、世界でも指導者から言われてきたね。

「良仁のテニスでは、またその背丈では、そしてそのメンタルでは世界では絶対に通用しない!」と。

ただ、良仁は、諦めなかった。

 

絶対に出来ると信じ挑戦し続けた!

 

そして証明したね。

西岡良仁はできる!とういうことを!

 

さあ、二回戦、今の良仁ならできるぞ!

 

信じている!

 

良仁、もう一度言わせてくれ ありがとう! 修造より

 

 

 

ショック...全米オープンテニス 

全米オープンテニス2015、昨年の準優勝者、そして世界4位の錦織圭選手が、

初日第一試合、1回戦で姿を消した・・・

 

はっきり言って、僕の落ち込みようは半端ないことを理解していただきながら読んでいただきたい。

 

スコア : 錦織圭 4-6,6-3,6-4,6-7(6-8),4-6 ブノワ・ペール

試合時間 : 3時間14分

 

負けた。

日本の、世界の圭が負けた…これは日本人だけではなく、大会側としても最も大きなBig Upsetだ。

 

ただいま放心状態の松岡修造…、同時に放心状態の錦織圭選手…

 

試合終了後、会見後に圭と話すことができた。まさに・・・

 

どうしてこうなってしまったのか、わからない・・・

 

そんな状態だった。テニス選手として、その気持ちは痛いほどよくわかる。

なぜなら圭のテニスは悪くなかった!からだ。

 

圭も僕をじっと見ながら話してくれたが、この全米オープンにもっともよい形で入ってきて、試合中も

決して悪いテニスではなかった。ただ、自分のペースに持っていくことができなかった・・・

 

まず、僕は想定外テニス、常識外テニス、見たことないテニスを全うしたペールに対しておめでとうと

言いたい。

 

斬新なテニス、訳がわからないテニス、教科書にないテニス、まさに・・・

ペールゾーンテニス(無我の境地テニス) だった。

 

本当にペールは曲者だった!あまりにも常識外テニスだったので、圭はまったく自分のリズムをつか

むことができなかった。

 

言わせていただこう。あまりにも常識外のテニスを!(試合前予想コラムを参考に読んでください)

 

☆イチかバチか!エースかミスかテニス!

サービスエース、圭が34に対し、ペールは64。

凡ミス、圭が36に対し、ペールは67。

ストロークのラリー(お互いのストロークがミスせず続くこと)がほとんどない。

 

☆大事なポイントだけゾーン

ここぞというとき、急に今までミスしていたショットがコートにねじ込んでくる。

試合トータルポイント、圭160に対し、ペール156・・・ポイントは勝っている!

 

圭は相手にプレーをしっかりとさせてリスクを犯さないテニスに徹していった。

(試合後、圭とも話したが、じっくりとプレーする戦略は正しかった!)まさに・・・

 考えられない相手のテニスだったのだ!

 

想定外ショット、いわせてもらう・・・

 

☆なんでわざわざバックハンドに回り込んで攻撃するんだ!

女子テニスにはあるが男子では考えられないこと。ここまで回り込んでくるのは想定外・・・

 

☆ベースラインより後ろから何度ドロップショットを放った?

考えられない状況からのドロップショット、初心者がみてもわけわからない・・・そういうはず。

ありえないドロップショットはミスばかり・・・ただ、大事な時だけミラクルが入った、これは想定外・・・

 

☆いつもあんなファーストサーブ放っていないじゃないか!

特に4セット目からのファーストサーブはキレがあり21本のエースは想定外!

 

想定外はテニスのプレイだけではなかった・・・

 

☆第1セット、サーブを放った際、手が滑りラケットを放り投げてしまうペール。

完全にラケットが折れた音がした。すると審判のところに行き、「俺はこのラケットしかないんだ!

どうすればいい!」と急に言い出した・・・審判は「コーチに借りるか、誰かのラケットを借りるしか

ない」そんな話が飛び交っていた。

普通選手はコートに最低5,6本は持っていく。僕は10本持っていった。ありえない…勿論ガット

を張り替えていたのだろうが、1本でコートに現れる選手なんてきいたことない。そして次のゲーム、

コーチから「カバンをみてみろ!」といわれチェックしたら、ちゃんとラケットがあった・・・

 

ありえない光景だった。

 

☆ひとりフランス語喋り・・・

ポイント間、いつも大きな声で呟く、そして叫ぶペール、常識外トークだ。

圭としては相手が何を言っているかわからないし、プレイの妨げになると審判に伝えることが出来る。

(因みに、プレイ中「できる!できる!できるぞ修造!」と叫んでいた自分。選手から注意された経験アリ・・・)

 

試合中、独り言を言い続ける、こんな選手はいません。圭、本当にやりにくかった・・・

 

ただ、負けは負けである。

 圭自身が最も期待していた全米オープンだけに、悔しさはこれからこみ上げてくるはず・・・

 

では、圭にはチャンスがなかったのか?

テニス解説者として記します。この試合最も大きなポイントは・・・

 

☆第4セット 0-1 圭のサーブ。

 どうにか、2,3セット目を奪い、普段の圭ならこのまま勢いに乗っていくところ。しかも相手のメンタル

もダウンしているとき。その場面で圭、集中力が乏しく見えた。簡単なミス、そして体からでる覇気がな

かった。この場面でしっかりとプレイしていたら間違いなく4セットで勝っていたはず。僕は解説していて、

このプレイで4セット目はペールのペースになると言わざる負えなかった。

 

温度30度近く、湿度もある暑いスタジアムだったが、体力のある圭としてそれほど負担になっていな

かったはず。ただ心のスタミナはことごとく減っていた。

相手の常識外テニスにより、心のジェットコースター、UP DOWNの激しさにより、自然と体にも負担が

かかってしまっていたのだ。

 

☆第4セット タイブレーク 6-4 マッチポイント 得意のフォアハンド逆クロスミス・・・

圭らしくないミスだった・・・

このポイント、圭に聞いてみた。

「どうしても早く決めたいと思ってしまいました。じっくりと繋げなければいけないポイントでした。4セット目

を失いファイナルセットに入って、マッチポイントのことが忘れれずペースをつかむことができず終わって

しまった・・・」

 

何があっても最後まで諦めず戦っていた圭。

ただペールは最後まで常識はずれテニスを貫きとうした。

 

これは、褒める以外にない!

 

今回、圭のお蔭でWOWOWの解説者の一人として参加させていただいた自分。

試合後、「言ってはいけないことをいいます。」と前置きをした後、「日本に帰りたい」と言ってしまったが、

日本の皆さんの思いも含め、それだけ僕が落胆していたということを皆さんに伝えたかったのだ。

 

圭が一番悔しいのは間違いない。

そして全米オープン後に待ち構えているデ杯(入れ替え戦)、楽天ジャパンオープン、そしてATPファイナル

に向けて切り替えて行かなければいけない。

 だた、これはそう簡単ではない。

優勝を狙っていた圭だからこそ、大きな心の負としてこれからのしかかってくる。そこをどうやって乗り越えるか。

そこを乗り越えた時、圭がまた大きく成長していることを期待したい。

 

だからこそ、まずは僕らが切り替えなければいけないんだ!

何のために全米テニスに来たんだ修造!!

世界のテニスを日本の皆さんにしっかりと伝えるんだろ修造!明日は西岡良仁選手の1回戦もある。

 

よーーーーーーし、みんな!

全米オープンテニスでWOWOWしよう!

 

すみません・・・悔しいです。抑えられないこの気持ち・・・

WOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOWOOW!!

 

っと言っているうちに、土居美咲選手が元世界5位のハンチコワ選手を撃破した!

まさにWOWOWだ!

 

明日もWOWOWする 修造より