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2016年2月のアーカイブ

【報道ステーション】体操 白井健三選手 史上初のH難度技

時代とともに、どんどん進化している体操の「ゆか」の技。

「2回宙返り 1回ひねり」は通称「月面宙返り」。

「2回宙返り 2回ひねり」になると「新月面宙返り」。

そして、さらにひねりを1回加えた「2回宙返り 3回ひねり」は「リ・ジョンソン」。

そしてそして、足がすべて伸びた状態で行う「伸身2回宙返り 3回ひねり」はというと「シライ3」!

この技を生み出したのは、今回取材させていただいた体操の白井健三選手、19歳。

現在「ゆか」では、150もの技があるのですが、史上初めて最高のH難度に認定されたんです!

「ゆか」で白井さんの名前がつく技は、「シライ/グエン」「シライ2」「シライ3」の3つ。

まだ若いのに、スゴい!!

 

世界を突き放す”進化”を続けている白井選手。今回の取材では、その強さの秘密に迫りました。

白井さんしか、この「シライ3」という大技をできていないということは、他の誰よりも優れた何かがあるはず。

それが何だと思うか伺ってみると、「勇気」との答えが。試合で使う「勇気」。

しかも、白井さんの考えは「普段の練習ではある程度の力しか出ない」ということ。

「試合で考えられないくらいの力が出た時に、いい形が出る」と言うんです。

これには本当に驚きました。

なぜなら、普通は、試合のときに緊張してしまって、練習ではできていることができないと思ってしまうから。

それを、試合の感覚が基本と捉えている白井選手は、本当にスゴいです。。。

 

その強いメンタルを感じさせる言葉が、インタビュー中に他にも聞けました。

それは、「ゆか」の演技に臨む際、こう考えているというんです。

「ゆかの演技をすることは、ごはんを食べる、トイレに行くのとたいして変わらない。自分のためにやることだから、やって当然。なので、たいして緊張もしないし、あまり気持ちの上下がない」と。

恐ろしい19歳です。まだ10代なのに、技も、メンタルも、別次元!

 

ただ、ここまでの域に達することができたのには、あるきっかけがあったそうです。

それは、2014年の世界選手権。

前年、初出場初優勝を果たした白井選手は、連覇を期待されていましたが、僅差で2位に終わりました。

このとき、白井さんは「同じことをやっていたから負けたんだ」と思ったそうです。

「知らないうちに満足していて、同じ内容でも勝てるだろうと思っていた」と。

このときの演技構成は、2013年に優勝したときと同じもので、

失敗しないのが当たり前で、その内容自体に目標を見失っていたという白井選手。

このとき、上の選手だからこそ、もっと突き放すことが、勝つための近道なんだと気付いたそうです。

 

それからの1年間、白井選手が求めたのは、新たな高難度の技の習得。

そして迎えた昨年の世界選手権では、当時最高G難度の大技「リ・ジョンソン」を見事成功させ、

さらに次々と大技を決めて、2年ぶりの世界王者に返り咲きました。

失礼かもしれませんが・・・「負けてよかったですか?」とお聞きすると、

元気よく「本当に負けてよかった!」と返ってきました。

多分2014年も勝っていたら、2015年でどうせ負けていたと。

 

「白井健三」という選手を一言でいうと、どういう性格か伺ってみると、「勝ち好き」という答えが。

初めて聞きました、こんな言葉。

「負けず嫌い」とはよく聞きますが、「自分の満足できる試合の内容なら負けてもいい。負けから教わることもいっぱいあるので、負けが悪いものだとは思わない。ただ勝ちたい欲は人一倍強いですね」という、もう19歳とは思えない言葉の数々。恐れ入りました。。。

 

今回の取材で、19歳の白井選手から、本当に多くのことを学ばせていただきました。

話を聞いて、ある言葉を言いたくて言いたくてしょうがなくなりました。それは・・・

「やっぱり健三!」

僕がお話を聞いた45分の間に、白井選手は、この「やっぱり」という言葉を64回おっしゃったんです。

「やっぱり」という言葉は、今までの経験を基盤として、前に向かっていく、成功させる確信があるから、「やっぱり」と言えると思うんです。

こういう「やっぱり」の使い方ができる白井選手は、間違いなく前に進めている。

19歳でこんなに「やっぱり」使う人はいないな~と。

 

技もメンタルも別次元の白井選手。リオオリンピックが楽しみで仕方ありません!

 

【くいしん坊!万才】東京・千葉編③「網代の地魚」

今回おじゃましたのは、品川にある「あじろ定置網」さん。

静岡県の網代漁港でその日に獲れた地魚を食べられるお店で、

カウンターに並んでいる魚は、どれも珍しいものばかりです!

定置網では、1日約50種類ほどの魚が獲れるそうですが、

築地に運ばれるのは、その中のたった5~10種類程度。

他の魚は、世の中に出回っていないので、どんなにおいしくてもなかなか流通しないそうです。

 

まずは、「クロシビカマス」というお魚をシンプルに塩焼きで。

真っ黒な魚なんですが、その身は、見た目と違って本当においしい!

なかなか関東では見られませんが、小田原では珍重される魚だそうで、

地元の漁師さんはわざわざこの魚を選って、ご自宅で食べるそうです。

ときどき間違って、お店に真鯛やヒラメが入ってくることもあるそうですが、

客さんは、どなたも注文されず・・・注文されるのは、

魚屋さんでは見られない珍しいものばかりなんだとか。

それは、珍しく、かつ、味がいいからなんでしょうね。

 

「アイゴ」という魚も個性の強い魚。

その個性がどこにあるかというと、その内臓だそうです。

消化の悪いものを食べているので、腸が非常に長く、

その腸のまわりについている白いものが全部脂だそうで、

それをに煮たのが「ぜんまい煮」。

一瞬フォアグラじゃないかと思うのですが、その後に、

苦味、甘味、酸味が立て続けにやってくるとんでもない味ですね。

 

網代の珍しいお魚ががいただける「あじろ定置網」さん。

店主の西潟正人さんは、魚のことを愛し、知り尽くした熱い方です!

そして、今日分かりました。個性は珍しさじゃない、おいしさなんだと!!

西潟さん、ありがとうございました。

 

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【NHKテニスパーク】島根県松江市にて開催!

2016年2月21日(日)、島根県・松江市総合体育館にて、「NHKスポーツパーク 松岡修造テニスパーク」を開催しました!

 

今回行ったのは、小学5年生から中学生までの硬式テニス経験者を対象にした「ジュニアクリニック」と高校生以上の硬式テニス中・上級者を対象にした「一般クリニック」。

その他、僕と1球勝負できる「修造にチャレンジ」や「ミニトークショー」、「お楽しみ抽選会」なども行われました。

 

当日は寒い中、松江市内外から約1,800名もの多くの方にお越しいただき、

会場は、みなさんの熱気で、寒さも吹き飛ぶほど盛り上がりました!

本当にありがとうございました!!

 

 

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今も若いけど、4年前はもっと若かったんだなぁ...

メンフィス4連覇!!ということで、昨夜の報道ステーションは圭についてお伝えしました。

1つの大会で4連覇するということはすごいこと。そして、1年間を通して心と体のギアを調節するのは

とても大変なんだということを話させてもらいましたが、この写真は終わってからの1コマ(^^)

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報道ステーション修造班の頼れる仲間を紹介します!

端から加藤くん、宇山くん、関くん、そして僕!

4枚並べられた圭の写真を見て、今もまだまだ若いけど、確実に4年前から顔つき、体つきが変わって

いる。大人っぽくなったし、体もしっかりしたんだな。。。なんて感慨深く思いました。ってことは、僕が

歳をとったということかぁ。だからこそ、いい年の取り方をしたいと改めて感じた1コマでした。

 

これからもいい企画を皆さんに見てもらえるように精進します。

 

 

 

錦織圭選手 メンフィス・オープン大会史上初4連覇!!!

日本の錦織圭選手がメンフィス・オープンで、テーラー・フリッツ選手(米国)を6-4,6-4で下し、

大会史上初の4連覇!を達成した。

 

メンフィス大会、僕も現役の頃何度かプレイしたことがあるが、メンフィスはアメリカンロックの発祥の地であり、

何といってもエルヴィス・プレスリーが育った場所として有名だ。

圭は今、メンフィスで最も有名な外国人になった。まさに・・・

エルヴィス・圭!  

試合の勝ち方も、エルヴィスの名曲・・・

ゴー! ゴー! ゴー!  Easy Come, Easy Go (1967年僕の生まれた年の曲)

 

ファーストサーブを軸に、ストロークに関していつもよりも強打をしておらず、合わせる感覚のプレイが多かった。

ひとことでいえば Easy Tennis だった。

6-4、5-2で迎えた試合を決めるゲーム。コート外に消える圭スペシャルドロップショット、そしてマッチポイン

トはエアー圭で決める!

まさに Easy win!

“EASY” このワードは、世界のトップに居続けるためには、絶対に必要な条件だ!

100%力を出し切らなくても、切り抜けることができる!

体力的に、メンタル的にも省エネで戦える。

ただ、勝つためには、メンタルが安定していないといけない。

 

決勝戦序盤に、いきなり相手の人生最高テニスで3ゲーム連取されても、決して焦っていなかった。

1ポイント1ポイントガッツポーズを作りながら一所懸命戦っている姿が印象的だった。

 

この優勝は、圭に自信を、安心を与えるはずだ。

そしてこう感じていることだろう。

あとは世界王者ジョコビッチを倒すことだ!と。

 

今、圭のお陰で日本の皆さんも世界のテニス選手を目にするようになりました。是非ともフリッツの名前を覚えて

おいてください。間違いなく世界のトップに仲間入りしてくる選手。身長もパワーもあるが、若さの割に自分をコント

ロールできる力を持っている。そしてテニスコートでの表現力も豊かであり、この数年で圭にとって怖い存在になっ

てくるのは間違いありません。

 

これまで、アメリカテニスの停滞…と言われてきた男子テニス界。

サンプラス、アガシ、クーリエ、チャン(圭のコーチ)がトップ4にいた時代から、今はトップに1人もいないという寂

しい時代。ただ、これからは間違いなく世界をアメリカが覆っていく。ジュニア大会をみていても、完全にアメリカ勢

がトップを占領している状態。

層が厚い。その先頭を走っていたフリッツ。

昨年、全米オープンジュニアで優勝。日本の国際ジュニア大会でも優勝している。1回戦、日本の高橋選手と戦っ

たこともあり、毎試合フリッツを見ていたが、とにかく魅力のある選手。見た目のかっこよさもそうだが、現在のテニ

スに必要なすべてを兼ね備えたプレイだ。

圭を苦しめた、フォア、バックの全体重をかけての強打は、男子テニス界で一番の強打だ。僕の予想では、彼に怪

我がなければあと3年でトップ10圏内にはいってくるはずだ。

テニス界にとっても、アメリカテニスが明るくなることはより刺激的になる。素晴らしいこと。

 

さあ、圭にとって、次はデ杯が待っている。

相手は昨年の優勝国イギリスだ!(試合開催地もイギリス)

お父さんになったばかりのマレー選手と一騎打ちだ!

 

それまで、今回の優勝の喜びをかみしめよう!

 

最後に歌わせてくれ♪

4連覇、おめでとう圭!ありがとう圭!

 

ラブミーテンダー♪ ラブミー 圭♪

 

ラブリー修造

 

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くいしん坊!万才 千葉・東京編②「船橋の小松菜」

今回は、「冬菜」の1つ、小松菜の産地として知る人ぞ知る地域に来ているんですが、その場所はどこか分かりますか?

実は・・・西船橋なんです!

 

船橋では、100種類以上の品種選びから始め、それぞれに合わせた土作り・肥料作りに取り組み、

よりおいしい小松菜を作るために日々努力を重ねられているんです。

 

そんな船橋産の小松菜を使った料理をご紹介いただくのは、

船橋で小松菜作りの第一人者である平野代一さんとご子息の徹さん。

 

まずは、小松菜を生でそのままいただきました。

まさにジュース! とても甘いです!!

 

代一さん一押しの「小松菜の黄身酢和え」は、奥様が結納の時に作ってくれた思い出の一品だとか。

小松菜ってこんなに香りがありましたっけ?と思うほど、豊かな香りがしますね。

このサクサク感とか、小松菜じゃなきゃ出ないかもしれません。

 

最後にいただいたのは、なんと、小松菜ラーメン!!

小松菜を練りこんでいるという麺は鮮やかな緑色です。

見た目もきれいですし、これは合うと思います。

 

小松菜もこれだけ愛されると、おいしく輝くんですね!

ありがとうございました。

 
 
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ユニバーサルスタジオジャパン開業15周年!!

この度、ユニバーサルスタジオジャパンが開業15周年を迎えるということで、

その大使をやらせていただくことになりました。

 

このお話をいただいたとき、僕にとっても、ユニバーサルスタジオジャパンの

みなさんにとっても、本気で取り組み、挑戦できる機会だと感じました。

 

15周年のテーマは 『Re-born!』

 

テーマは、やりすぎよう!生き返ろう!

 

ユニバーサルスタジオジャパンで、心が生き返る、若返る、そして前を向いて

歩いて行ける!そんな体験をしてほしい。特に、ユニバーサルスタジオジャパ

ンのスタッフの皆さんは、今、日本に、そして元気がほしいと思っている皆さん

に必要なイベントだと強く思っており、僕自身の応援という心が重なりました。

 

最初のイベントが2月2日。ユニバーサルスタジオジャパンで行われた。

実は、僕は日本人の中で最も世界中のユニバーサルスタジオにお世話になっ

ている一人だといってもいい。

ジュニアの頃、遠征でロスのユニバーサルスタジオに飛び込んだのが最初。

プロになってからお世話になっていたフロリダのテニスキャンプはユニバーサ

ルスタジオまで1時間ほどのところにあり、試合で負けたり、寂しい時、ユニバー

サルスタジオに行っていた。それだけ僕にとって必要な場所だったのだ。今は

子供たちとユニバーサルスタジオジャパンでリボーンしている。

 

そんなユニバーサルスタジオジャパンでイベントができる!

しかも3,000人近くのみなさんとリボーンするという企画。

 

考えるだけで心が生き返っていくのを感じた。

 

当日。リボーンの日を迎える。

久しぶりに興奮で眠りが浅い。ただ、抑えきれないエネルギーを自分に感じる。

若返っているのを感じる?!

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ユニバーサルスタジオジャパンの皆さんからは、僕の思いを好きなように語って

くださいと言われていた。こんなに自由でいいのか?心配もあったがそれだけ

僕のことを信頼してくれているのだと、みなさんの想いを力に変えた。

 

いよいよ登場。ウインブルドンベスト8に入ったときの歓喜と同様、修造マックス

雄たけびRUNで皆の中に飛び込んでいった。

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実は、それからの時間はあまり覚えていない。

ただ、わかったのは、ユニバーサルスタジオジャパンは本気だということだ!

やりすぎ!というくらいの人数、そして舞台。だからこそ、自然に自分も限界を超

えたハイテンション、未知の世界に突入できたのだ。

 

ぼくは、その雰囲気を感じ、自然に言葉が出てきた。これからは・・・

まいにち修造ではない。リボーン修造だ!と。

 

フィナーレは僕のかけ声により、やりすぎ泡、やりすぎ紙吹雪が心を躍らす。

最後は、なんと花火満載、やりすぎ出し尽くし!

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舞台は、リボーンダンスで沸いた!

みな笑顔、元気、リボーンしていた!

人間やりすぎないと本当の自分に出会うことができない!

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ジュニア合宿で錦織選手をはじめみなにやりすぎ状況を作り出し、本気を伝

てきた。

ここユニバーサルスタジオジャパンには、リボーンがある。

それは、人それぞれ感じ方が違う。騒がなくてもいい、大声出さなくてもいい。

心の底から感じる自分をさらけ出したらいいんだ!

失敗なんてここにはない。ただただ、自分らしくいればいいんだ!

まさに、自分自身を探せる場所なんだ!

 

いや~~~こんな興奮どれくらいぶりだろう。

 

これから1年間。僕はユニバーサルスタジオジャパンのRe-born大使として

やりすぎる。

オリンピックの年でもある。

心の本気を止めることができない。

 

さあ、みんな!

ユニバーサルスタジオジャパンで

やりすぎよう、生き返ろう!

そして日本を自分自身を元気にしよう!

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今日からあなたは RE-BOOOOOOOORNだ!

 

RE-BOOOOOOOORN 修造!

【報道ステーション】最大のライバルが二人三脚 男子柔道「重量級改革」

今回取材させていただいたのは、リオオリンピックでのメダルが期待される「柔道」。

今までも、山下泰裕選手、斉藤仁選手、井上康生選手、鈴木桂治選手、石井慧選手といった多くの選手が金メダルを獲得してきた、柔道の花形と言われる重量級。

しかし、4年前のロンドンオリンピックでは、残念ながら惨敗でした。

日本柔道がかつてない挫折を味わう中、改革に乗り出したのが、井上康生さんと鈴木桂治さんです。

 

全日本男子監督に就任した井上さんが打ち出したのは、重量級の再建。

「重量級は重量級のための別のプランで強化を図っていく」という目的を実現するために、

井上監督が強く希望したのが、鈴木桂治さんの重量級コーチへの就任です。

過去はライバルだったかもしれませんが、この改革を成功させるためには、

ライバル同士が手を組んでやらないといけないという強い思いがあったそうです。

そして、勝つために必要な一番のポイントは何か伺ったところ、それは「対応力」とのこと。

「今世界中で行われている格闘技をルーツにした横文字の”JUDO”というものを世界各国の選手が作り上げている。

いわば、格闘技の複合体と戦うためには、対応力を磨く必要がある」と。

 

本来、漢字の”柔道は、相手の襟や袖をつかみ、しっかり組んでから投げるのが理想なのですが、

横文字の”JUDO”では、不十分な組手からでも、”柔道”にはない攻撃を仕掛けてくる。

そんな海外勢に対応するために行ったのが「世界の格闘技を知ること」でした。

例えば、ロシアの格闘技「サンボ」もその一つ。

 

さらに、対応力を高めるために見直したのが練習内容。

ひたすら量をこなし、体と心を鍛える従来の練習法だけでは”非効率的”と考えていた井上監督は、

練習量も大切だけれども、練習の質を充実させ、高めることも重要と考えたのです。

通称「部分稽古」と言われる練習では、試合で起こり得るあらゆる場面を想定し、

1つ1つ対応策を体と脳に叩き込んでいきます。

こうして進んでいった重量級改革ですが、目に見えた結果が出なかったのが100kg級。

そこで、2014年4月、井上監督と鈴木コーチが下した苦渋の決断・・・

それは、この年の世界選手権への100Kg級の代表派遣見送りでした。

 

どうしてこのような決断をしたのか伺ってみると、鈴木コーチからはこんな言葉が。

「4月に最終選考の試合が行われるんですが、この試合で勝った選手が代表が選ばれるんだねっていう空気になってしまっている。日の丸をつけることに慣れてしまっている感じがとても嫌だった」と。

 

その当時、100kg級の代表に選ばれると目されていた羽賀龍之介選手は、

井上監督の高校・大学の後輩で、数々のタイトルを獲得し、「井上康生2世」と言われた逸材でした。

しかし、羽賀さんは、代表派遣見送りとなった世界選手権を会場で観ていました。

そして、代表選手の柔道着をクリーニングに出したり、選手の座る場所を取ったり、

言わばマネージャーがするようなことをしていたという羽賀選手。

その経験が本当に悔しかったそうです。

その悔しさがあったからこそ、その後の練習では「これぐらいでいいだろう」という思いがよぎっても、「まだまだ駄目だ」という思いが勝り、その甘さを掻き消していく。

一切の妥協を捨てて、柔道に向き合った羽賀選手は、1年後にカザフスタンで開催された世界選手権で、無事に日本代表の座をつかみました。

そして結果は、見事、4大会ぶりとなる金メダル獲得です!!

日本の重量級改革が、一つの成果を示した瞬間でした。

 

井上監督や鈴木コーチにお話を伺っていると、僕の方がゾクゾクして、「男」「日本」というものを感じましたね。

中でも、すごいなと思ったのが、その「柔軟さ」。

お二人は、世界のトップに立った金メダリストです。

日本の柔道は、一本を取るという柔道に、理想とこだわりを強く持っている。

ですから、普通なら、その理想とこだわりの柔道をすれば金メダルが取れると教えるはずです。

なのに、思い切りかけ離れた横文字の”JUDO”を取り入れていく、その柔軟さは素晴らしいなと思いました。

 

さまざまな改革を経て、いよいよ迎えるリオオリンピック。

井上監督と鈴木コーチが4年かけて追い求めてきた答えがそこにあります。

「日本柔道 重量級の完全復活」 いやがうえにも、期待が高まります!!

 

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祝・「くしん坊!万才」795食!!

フジテレビ「くいしん坊!万才」の11代目くいしん坊をやらせていただいてから今年で16年目となりました。

47都道府県をまわり、今日の放送で795回となり、くいしん坊歴代1位の回数となったそうです!

41年も続いている番組、そして歴代の先輩方が築き上げてくださった番組に、こんなにも長く携さわらせ

ていただき、キッコーマンの皆さま、そして視聴者の皆さま、そしてなんといっても全国でこの番組に出演

してくださった皆さんに、心から感謝申し上げます!

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先日のロケ終わりに、スポンサーさん、番組スタッフのみなさんでお祝い新年会を開いてくださいました。

懐かしいVTRをみんなで見ながら、改めてこの番組は温かいスタッフの人たちがつくってくださっている

からこその番組なんだと感じました。

これからもたくさんの人たちと触れ合い、日本を感じ、番組を見ているみなさんがホッとするような番組

作りができればと思います。

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IMG_6545.JPG記念すべき795回目は千葉県船橋市の「三番瀬の海苔」!

三番瀬の海苔漁は100年以上の歴史があるのですが、生産者の数が減ってしまって、その希少性から

いまでは「幻の海苔」と言われているそうです。

そんな「幻の海苔」を紹介してくださったのは海苔漁をしてる滝口さんご夫妻。明るくい奥様がとても

印象的でした。内容は…今夜の番組をご覧ください!

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修造メッセージはこちら

http://www.shuzo.co.jp/message/1/795.html

【くいしん坊!万才】島根編⑥「福浦のさわら」

今回は、島根県松江市の福浦という小さな港町にやってきました。

それは、ここ福浦に、第49回農林水産祭の水産部門で「天皇杯」を受賞した”さわら”があると聞いたから!

 

さわらは11月頃から脂がのってきて、今が一番旬なんだそうです!

一番おいしい時期にいただけるのは幸せ!ということで、早速いただきます。

 

まずは、さわらの刺身。口の中にねっとりきますね。

皮目を炙ったさわらのたたきは、刺身とは違って、脂身がいい意味で残ってるんですけど、

さわらっていう名前に合った、さらっとした感じです。

 

次にいただいたのは、さわらがそのまま入った贅沢な”さわらご飯”。

ほんとにいい香りです。もちろん、味も抜群!

さわらはとんでもなく上品な魚という感じですね。

 

天皇杯を受賞されたということは、何かが他と違ったはず。

福浦さわらの会のみなさんに、その理由を伺ってみると、

船上締めするので、身自体がすごくきれいで、また、血抜きすることによって、

普通のさわらより、2~3日くらいは長く持つんだそうです。

さわらを最善の鮮度で出荷したということが天皇杯の受賞につながったんですね。

 

確かに、さわらはおいしい!のですが、天皇杯を受賞したのはみなさんの努力!

さわらがみなさんに言ってますよ。みなさん、おめでとう!そして、ありがとう!!

 

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