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ロジャー・フェデラーに惨敗!

日本の錦織圭選手がロジャー・フェデラーに惜敗!

 

錦織圭 7-6,4-6,1-6,6-4,3-6   ロジャー・フェデラー 3時間24分

 

これぞ究極テニス。

天才プレイヤー同士のテニス。僕は興奮のあまり、緊張のあまり、試合中、

手が凍り続けていた。

 

悔しすぎる、残念すぎる、悲しすぎる。

 

キーボードを打つ手がいまだ凍っている中、自分の心が爆発しそうだ!

ここからは、とにかく冷静になります・・・試合前に書いた対フェデラー戦の

コラムと比較しながら記していきます。

 

◆フェデラー威圧壁崩した。王者の前に、圭壁がそびえ立った!

第1ポイント目からすさまじいテニス、心理戦。

フェデラーは圭のタイミングを崩そうとリズムを早くしたり、ミラクルショットを

連発してきた。そして圭の早いタイミングを崩すかのように、セカンドサーブ

でサーブアンドボレー。フェデラーが現在持っているすべての引き出しを開

けてプレイしてきた。

圭は、その壁をものともせず、扉を開けるかのようになんなくと崩す。

圭自身が壁としてフェデラーを圧倒した。

完璧な圭のワンサイドになった第1セット5-1・・・

一度崩れたフェデラー壁が蘇ったのだ!

より攻撃的になった王者。より「キレ」が出てきた。

焦る、焦る、焦る圭。あっという間に追いつかれる。

そこで嵐のようにやってきた・・・

 

◆フェデラー観客壁

5-1でリードした中でセットを落とす=試合に敗れるのと同じ。

流れを戻すことはできない。

観客はほぼ全員がフェデラーサイドについた。

もう止めようがないくらいのギアがあがったフェデラーがいた。

 

ただタイブレーク。

圭がとった!圭が勢いを止めたのだ。メンタルが強くなった。

圭はタフになると昨年末僕に誓ってくれていたが、まさに・・・

圭はタフ圭だった!

しかし・・・

脳裏に潜むフェデラー壁がやってきた。

 

フェデラーは、最強だ。ここから変わってくるはず、もっとうまくなるはず。

圭自身が、フェデラーに対し、せっかく掴んだ流れを渡してしまったのだ。

 

その後、ファイナルゲームに持ち込むものの、ゲームの内容は、悔しいが

フェデラーのワンサイドであった。

獲得ポイント数もフェデラー163ポイント/圭136ポイント

 

まず、テニスプレイヤーとしていわせていただきたい。

 

フェデラー、あなたは最強です。

メンタルが最強です!

 

35歳。テニス愛によってすべてを支えているプレー。

圭が相手ではなければ、フェデラーを“神ってる!”と誉めたてていたはず。

本当に彼は歴代1位のテニスプレイヤーです。

おめでとう!

 

そして、あえて厳しいことを今回は錦織選手に伝えます。

グランドスラムを勝つためには、全てにおいてどうしても強くならなければいけない。

大事な場面でタフになりきれない心。

これは、普段の生活から律していかなければならないと思います。

 

圭は、世界一の負けず嫌いなはず。

この悔しさをしっかりと力にして全仏へ向かってください。

 

最後に、圭お疲れさま。ありがとう。

どんな時も、僕は圭を信じ続けます。

 

魂が抜けた  修造より

 

独り言…あのマレーが負けたんぞ!

苦手意識を持っていたジョコビッチが負けたんだぞ!

こんなチャンスはないんだぞ!

ここで勝たなかったらいつ勝つんだ!

 

すみません。圭が一番わかっていることですね。

今から絶対にマイナス言葉、そして「もしも」言葉なし!

いまを生きろ!