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ラファエル・ナダル全仏10回目の優勝!

真っ青な空に赤土が眩しい全仏オープン最終日!

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今年の男子シングルス優勝者は?!

ラファエル・ナダル 6-2,6-3,6-1 スタン・ワウリンカ

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2005・2006・2007・2008・2010・2011・2012・2013・2014年、そして2017年と

10回目の優勝を遂げたナダル。

とにかく今日のナダルのショット、メンタル、闘争心、どれをとってもワウリンカに

勝っていたと言っていいほど、素晴らしいプレーでした。

プレーヤーとして、また人間として、日本のジュニアたちに多くのことを学んで欲し

いと心から思わせてくれる、素晴らしい選手です!

 

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さぁ、次は芝のウィンブルドン!

準備万端のロジャー・フェデラー、全仏制覇して勢いに乗るナダル、母国だからこそ

いつも以上の力を出してくるマレーと強敵揃いの中で、圭がどんな戦いを見せてくれ

るのか、ウィンブルドンも楽しみです!

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全仏で、現地で、グランドスラムで解説させていただいたこと、心から感謝します。

視聴者の皆さんにも、ありがとう!です。

WOWOWさんのスタッフはテニス情熱大陸でした。

よりテニスに情熱を感じた中、帰国してそのままジュニア合宿に合流します!

 

情熱合宿準備OK  松岡修造

圭ベスト4ならず...

錦織圭選手、全仏オープンベスト4ならず。

 

錦織圭 6-2,1-6,6-7,1-6   アンディ・マレー 

 
まず、錦織選手には4回戦、準々決勝と解説をさせもらったこと、心から感謝
します。
一方、解説中、厳しい言葉も発しました。それは僕自身、圭は必ずグランド
ラム優勝できると思っている、そして圭自身もそこを目指している事を知って
いるからこそ言葉でした。
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マレー戦、言いたいことはいっぱいありますが、一言、言わせてもらいます。
 
圭のテニスの才能は、改めて世界一ということを確認できました。
×大事な場面で集中力がどうしても途切れてしまう。
(2セット序盤。3セットタイブレーク)
 
グランドスラムに勝つためには、集中力が劣っていてはチャンスがない!
 
同じく準々決勝で敗れた昨年王者のジョコビッチ。
心コートになし…タフさが全くなかった。
(圭と同じ雰囲気がコートで漂っていた)
 
ただ圭の場合は諦めず戦っている、のだが…どこか集中し続ける力がないのだ。
もともと大事な場面での強さは圭の武器だったはず。
だからこそ、一度リラックスして芝の試合に備えて欲しいです。

 

◆車いすテニス女子シングルス 

上地結衣 6-2,6-1   Charlotte Famin(FRA)

残念ながらミックスダブルス決勝の解説があって試合を見ることができませんでし

たが、2回戦進出です!

 

◆車いすテニス男子シングルス

国枝慎吾 6-4,4-6,6-3   Stepane Houdet(FRA)

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今日は日差しが強く、暑い中での熱戦でした。フランスのウデ選手ですから応援は

凄かった。でも逆転されても冷静に1つ1つポイントを積み上げていった国枝選手

のメンタルの強さは健在!

 

男子ジュニアダブルス清水&堀江組が敗退となり、日本男子ジュニアの全仏は終わっ

てしまいました。

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☆引退セレモニーを終えたアナ・イバノビッチさんにインタビュー。

 

僕は、明日のWOWOW男子準決勝解説、そして車いすテニス、国枝選手、
上地選手の応援に備えます。
 
まだまだ全仏テニスでの熱戦は続きます!
 
松岡修造

 

いよいよ準々決勝 マレー vs 圭!

全仏オープン準々決勝、世界NO.1のアンディ・マレー vs錦織圭の戦いが行われる。

 

日本テニス界の宝、錦織圭選手。

11歳の時、ジュニア合宿で最初に宣言した言葉  

「僕の夢は将来、全仏オープンで優勝することです!」

その夢を叶えるチャンスがやって来ている。

 

圭自身も  「グランドスラム優勝できる出来ないではなく、いつできるか、だ。」だと

僕に語ってくれている。だからこそ、早い時期に勝っておきたい。そうすれば4大会制覇

という夢も膨らんでくるからだ。

 

さあ、この試合の僕のテニス解説者としての思いを伝えます。

今大会の2人をみたなかで、この準々決勝で圭が勝つ確率は…

 

マレー8 対  錦織 2

 

ひどすぎないか、修造!

「錦織選手は自分にとって師匠だ」といっていただろ!

失礼すぎる!

 

…申し訳ありません。正直な分析であります。

確かに、圭はマレーと対戦することは嫌っていない。マレーに勝つ戦略は見えている

ともいっている。ただ、この全仏オープンでのマレーは、試合ごとにギアをあげてき

ている。そして、昨年全米オープンで破れた圭に対してのモチベーションが凄まじい。

 

一方、錦織選手は、ここまで勝ち上がってきたものの、大きな穴がある。

 

迷い、不安、集中力 

 

圭自身が言った「テニスはメンタルが90%」と、その心が安定していないのだ。

モチベーションが低いのではない。
今シーズン、怪我が続き、体に対しての不安が大きく継続して戦う力がない。その不安が

ネガティブな態度としてコート場で表現される。それでも圭のここまでの戦いは、なんど

となく訪れた危機的状況を何度もしのいできた。

 

今、圭のテニスはいい❗

スーパーゾーン圭にいつでも入れる状況だ。ただ、そこに辿り着くにはとんでもないメン

タルが必要なのだ。

 

心はいつもで変えられる。強くなれる

 

心が変われば、確率も変わるぞ!

 

圭が8でマレーが2にもできるのだ!

 

圭は言っていた。「僕の武器はメンタルです」

さあ、  スーパーメンタル圭で戦ってくれ!

 

最後にもう一つ。

ラケットだけは投げてはいけない。

 

圭は、そういう選手ではない。イライラしても我慢が必要です。

なぜなら圭にとって・・・

 

ラケットは一番の友達!

 

ラケット修造

 

 

 

 

 

トンネル抜け出し 圭ベスト8!

全仏オープンテニス、錦織圭選手がベスト8に勝ち上がった!

 

錦織圭 0-6,6-4,6-4,0-6 フェルナンド・ベルダスコ(ESP)

今、試合が終わったばかり、解説終わってホヤホヤの中、殴り書き、嬉し書きをさせていただく。

 

この試合、昨日のコラムで「Keiトンネル」を抜け出すチャンスだと伝えたが、1セット、迷いの

トンネルの中、圭は最初から立ち止まってしまった状況だった。

 

第1セット 0-6

リズムが合わない、足も痛い、体が動かない。

ショットはコートの真ん中に入り威力もない、何をやっても悪い方向に動いてしまった。

正直、1セット目を見ていた人は思っただろう。

「このまま棄権するのでは…」

僕も解説しながら思わず口に出てしまった「錦織選手が勝つ突破口が見えない…」

 

決して諦めたわけではないが、ベルダスコのプレイも冴えていくなか、圭のコート上でみせる表現

がネガティブだった。そして、僕の脳裏によぎったこと。

「もしもこのまま負けてしまったら、トンネルを抜け出すことが出来なかったら、ランキングはと

ことん落ちていく。この夏までに20位近く下がってしまう可能性もあるな」と覚悟していた。

それだけテニスではなく、圭のメンタルが迷っていたのだ。

これほど悪いテニスは僕は見たことがない。

1セットはまさにいいところが1つもなしの『0(ゼロ)圭』だった。

 

セカンドセット、どうにか持ちこたえていたのは、圭の弱点といわれていたサービスだ。

ストロークでポイントを奪えない中、サービスが圭を救った。圭が動いた!動きまくった!

その動き方は…

 

初心に戻った!

 

ミスを少なくし、そして深いボールを打つ!ただ、その判断はタフだったはず。

なぜなら、痛い足をより動かさなければいけないし、ポイントも長くなる。圭が

一番したくない選択だったはずだ。でも圭は自分自身と戦った。

ポイントをとっても、うずくまる仕草、まるで、敗者のようなそぶり。

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それでも戦い続けた。心も体も動きまくった泥臭いテニス。圭らしいテニスではない。

それでも圭はもがき続けた。このゲーム奪われたら、ポイントを落としたら、試合が終わる…

そんな時間がセカンドセットはたくさんやってきた。解説していて、胸が苦しくなった。

トンネルの中で動きまくる圭を見ていて、「どこにそんなタフさがあるんだ!」と。

すると圭のポジションが変わってきた。

ベースラインの後ろで走り続けた圭が、本来のポジション、ベースライン上に立ち、打てば

ラインぎりぎりで、体の力みが1つもない。

 

第3セット

明るい光が!トンネルの出口が!見えてきたようだった。

 

目の前の圭は数時間前にみた錦織圭ではなかった。圭が打つボールは自動的にコートに入って

いくように見えた。…ん?こんな大事な時に、なぜか僕の脳裏には宇多田ヒカルさんの歌が

浮かんでいた。

 

Automatic圭!

 

想像力があり、天才、感性、まさに“感性 圭”が蘇ったのだ!

 

全てがOKのテニス。

0(ゼロ)圭 が 0(オー)圭(K)!に変わった!

この試合「苦しんだ」、でも「諦めなかった」、そして「自分を信じた」ことにより、圭トン

ネルを抜けだしたのだ!

 

やっと出たぞ! 抜け出したぞ 圭!

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さあ、次は、世界No.1のアンディ・マレーだ!

 

コンピューターを打っている自分の手から汗が・・・

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興奮と感動の全仏オープン! 

これから、対マレー戦に向け、Automatic 修造  

錦織圭選手、全仏3回戦突破!

男子シングルス 3回戦

錦織圭 7-5,6-4,6-7,0-6,6-4 チョン・ヒョン(KOR)

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皆さんに、僕の正直な気持ちを言わせて欲しい。

「よく勝った!」

今、錦織圭は本来の「錦織圭」を取り戻しつつある。

この大会で強い錦織圭に戻るために、1つ1つのピースを埋めてきている。

 

pi-su.jpgのサムネイル画像 錦織圭 4-6,6-1,6-4,6-4 タナシ・コキナキス(AUS)

一回戦、とんでもないバカ当たり強打のキコナキスをしのぎ、

しぶとく勝つ圭が帰ってきた!

 

pi-su.jpgのサムネイル画像 錦織圭 6-3,6-0,7-6 ジェレミー・シャルディ(FRA)

2回戦、12ゲーム連取。

スーパーゾーン圭が帰ってきた!

 

pi-su.jpgのサムネイル画像 錦織圭 7-5,6-4,6-7,0-6,6-4 チョン・ヒョン(KOR)

3回戦、ファイナルセット勝率歴代一位が帰ってきた!

 

3回戦勝利後、圭にインタビューさせてもらったが、『ホッとしている圭』、

そして『まだまだ物足りない圭』がいた。

“戦いたい!” という圭の心の声が聞こえてくるような表情だった。

ただ、圭の体は苦しんでいるのも確かだ。

3回戦、ラケットをへし折った理由聞くと…

「どうしても体が痛かった。痛みでイライラしていた。もしもそのまま戦っていたら100%

負けていました。雨に助けられました。」

 

圭は今、自分自身と戦っています。

だから、日本の皆さんに僕は伝えたい。

「圭は今、変わろうとしている、もがいている!」

もちろん、圭は世界のトッププロである。だからこそ、タフなメンタルを持たなければいけ

ない。ただ、今年3月リオ大会から、錦織選手は暗いトンネルの中、もがきながら前に進んで

いる。体が100%の状態にいない。そして心もどこか迷いが生じている。

その中で全仏を迎えた。

圭は、今まさに「Keiトンネル」の中にいる。

トンネルをどうやって抜け出そうか、一所懸命、もがきながら光の見える出口に向かって進ん

でいるのだ。そして、明日行われる4回戦 のベルダスコ戦に勝つことで、トンネルを抜けるこ

とができると僕は信じている。

 

「トンネルから抜け出せ!動いて動きまくれ!」

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トンネルを抜け出すにはじっとしていてはダメ!

光のさす方向に向かって動いて動いて動きまくって出口を見つけて欲しい。

 

さあ、明日みんなで戦おう!

錦織圭 vs ベルダスコ戦、WOWOWさんで解説させていただく予定。

みんな、トンネルを抜け出そう!   

IMG_0407.JPG  修造より