日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2025年06月10日二人は人間じゃない。”テニス人”だ🎾
大変なことが起きた。
いつもは日本人選手の活躍について投稿していますが、今回はどうしてもこの気持ちを抑えきれず、記させてください。
全仏オープン男子シングルス決勝──
第1シード ヤニック・シナー(イタリア)vs 第2シード カルロス・アルカラス(スペイン)
あの試合は、もはや“人間同士の戦い”ではありませんでした。
5時間29分の死闘。
しかも、世界No.1のシナーに対し、2セットダウン。
そして、3本のチャンピオンシップポイントを握られながら、世界No.2のアルカラスが逆転優勝。
観客は、ポイントのたびに総立ち。
パワー、体力、スピード、メンタル──
すべてが「同じテニス選手」と呼ぶのが失礼なほど、次元の違う戦いでした。
あのロジャー・フェデラーも試合を見ていて、こんな言葉を残しました。
「この決勝には3人の勝者がいた。アルカラス、シナー、そして“テニス”そのものだ」と。
今、世界ではテニス熱がすさまじい高まりを見せています。
でも──
日本ではまだ、その熱狂が十分に伝わっていないのが現実です。
テニスに関わる者として、正直…悔しいし、寂しいです。
だからこそ、錦織選手に続く新たなスターが日本から生まれてほしい。
そして、僕は今こそ燃えています!
明日からのジュニア合宿、全力でぶつかってきます。
松岡修造チャレンジ🎾
今年9月に有明で開催される木下グループジャパンオープンテニスには、アルカラス選手がやってきます!
世界最高峰のテニスを見るチャンスです!!