日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年10月27日【フィギュアスケートGPシリーズカナダ大会】男女フリー

2019年10月26日(土)、昨日のショートプログラムに続き、男女フリーが行われました。

男子フリーでは、羽生結弦選手が自己ベストを更新する212・99点を記録して、合計322・59でぶっちぎりの優勝!

今大会で目指していた300点超えを見事達成しました!!

久々に320点を超えたことで、やってきたことが間違いではなかったと自分を信じる材料になったという。
昨シーズン、悔しい思いをした羽生さんだけに、今シーズンにかける思いはより一層強いはず。
そんな羽生さんの覚悟を感じた圧倒的な演技で、会場が一つになったあの空気感はすごかったです。

また、田中刑事選手もフリーの素晴らしい演技で、前日のショート5位から逆転し、3位に入りました!
次戦でも自分を信じて、ぜひチャンスをつかみ取ってください!

女子フリーでは、紀平梨花選手が最初のトリプルアクセルで少しミスはあったものの、その後は冷静に構成を修正し、梨花さんらしい演技で2位!

女子1位に輝いたのは、フリーで4回転を3本決めて逆転したアレクサンドラ・トゥルソワ選手。
その得点は、フリーと合計点で世界最高です!

なんという時代がきたのかと改めて感じましたが、まだまだチャンスはあるとも思えた今大会でした。

焦ってはいない。まずはジャンプだけではなく、スピンなど今の構成を完璧に滑れることが先決という梨花さん。周囲のことも自分のことも冷静に見れている証拠だ。
梨花さんのピンチをチャンスに変えられる力で、さらに進化した梨花さんを見せてくれるのを楽しみにしています!

グランプリシリーズはまだ始まったばかり。
イタリア・トリノで行われるファイナルに向けて、選手たちには悔いのないように、自分の力を思いっきり出し切ってほしいです!
僕も全力で応援させていただきます!!