日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年07月29日【世界水泳競泳最終日】200m個人メドレーで瀬戸大也選手金メダル!大橋悠衣選手銅メダル!

8日間にわたり行われた競泳も、今日ついに最終日を迎えました!

そして、日本男女の両エース、瀬戸大也選手と大橋悠衣選手がそれぞれ400m個人メドレーに登場し、有終の美を飾るにふさわしく、大也さんは金メダル、悠衣さんも銅メダルに輝きました!!

大也さんは、一大会で個人種目3個のメダルを獲得。これは日本初の快挙です!

400m個人メドレーは、大也さんの本命種目ですが、ここできっちりと金メダルを取りきったことが、来年の東京につながる大きな一歩になったはず。

先日インタビューで大也さんがおっしゃった「最高でも金、最低でも金」という言葉。

自分が最高の状態でも、最低の環境・状態でも、金メダルが取れるような実力を持ったアスリートになりたいと語ってくれましたが、それができたらもう怖いものなし!真の最強アスリートです。

そのためには、「勢い」だけで勝つのではなく、確固たる「実力」で勝つ必要がある。今大会の大也さんは、それができていたと思います。

200mバタフライも、200m個人メドレーも、そしてこの400m個人メドレーも、冷静に状況判断し、しっかりと自分の泳ぎをして、確実に結果を出してきました。

大きな大会で、日頃の実力を出し切るのがいかに難しいかということを改めて感じた大会だっただけに、大也さんが体現したことは、他の選手にも大きな励みになったはずです。

そして、銅メダルを獲得した結衣さんにも、心からおめでとうございます!

200m個人メドレーでのまさかの失格から、この短期間で心を立て直すのは、正直とても難しかったと思いますが、強豪選手もいる中、悠衣さんは弱い自分に負けないように最初から攻めた。

やってきたことを無駄にしないように、悠衣さん自身のために、しっかりと泳ぎ切ったと思います。

何よりも、最後の最後に悠衣さんの笑顔が見られて本当によかった!

やっぱり悠衣さんには笑顔が似合います。

今大会で経験した悔しさも嬉しさもすべて、来年のオリンピックに向けての糧にしてほしいと思います。

いよいよ来年に迫ってきた東京オリンピック。否が応でも1年後にはやってきます。

選手たちには悔いのない心の準備、体の準備をしてほしい。そして力を出し切ってほしい!

綾さん、8日間ご一緒していただいて、そしてこんな温度感の僕を広い心で受け入れていただいて、本当にありがとうございました!

そして、何といっても、今大会で僕にとってなくてはならなかった存在。それは美術さん!

僕の無茶なお願いにもかかわらず、時間と材料も限られた中で、毎回僕の想像を越えてくる美術さん。まさにプロの技が光るものを作っていただいて心から感謝です!!

ビートバンを立てる台があるといいんだけど…と言うと、こんな立派な台を作っていただき、ビートバンに筆文字を書いた紙を貼りたい…と言うと、細かな作業で文字を切り抜いていただき…まさにプロ魂です!

今回の世界水泳も、水泳愛あふれる、熱い思いを持ったスタッフと一緒に仕事ができて最高に幸せでした。

みなさん、ありがとうございました!

来年の東京オリンピック、再来年の福岡での世界水泳もよろしくお願いします!!