日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年07月12日ウィンブルドンジュニア 男子シングルスで望月慎太郎選手が決勝進出!

ウィンブルドンジュニア男子シングルス準決勝

望月慎太郎 6-1,6-0,10-8 M・ダム(アメリカ)

第8シードの慎太郎と、第4シードのダムとの準決勝。

多彩なショットを繰り広げ、6-1と1セットを先取したのは慎太郎。セカンドセットは慎太郎のミスが目立ち0-6でダムが追いつく。このまま押し切られてしまうのかという不安を払しょくするかのように3-0とリード。「おっ!!」と喜びもつかの間、追い上げられて6-6、7-7、8-8とドキドキの接戦が続きましたが、最後2ゲームを連取し望月選手が見事決勝進出を決めてくれました!ウィンブルドンジュニアでは日本男子初の決勝です!

ダムとは同い年でもあり、IMGアカデミーで一緒に切磋琢磨している選手なだけに、お互いに長所も短所も知り尽くしている中での試合だったようです。

慎太郎はまだ16歳。初めてのグランドスラムジュニアはこの間の全仏。しかもいきなりベスト4、そしてウィンブルドン初出場ながら決勝進出!ジュニアは18歳まで出場できるので、慎太郎はあと2年間もあるなかでの、いきなりの決勝進出は凄いことです!

今年はジュニアデ杯(16歳以下の国別対抗戦)世界大会に出場します。慎太郎は日本代表として戦いたいという思いも強く、誰からも応援されるプレイヤーです。
慎太郎が初めてジュニアキャンプに参加したのは小学5年生。誰よりも年齢が低い中、必死に食らいついて絶対に諦めない慎太郎を思い出します。
その後、盛田正明テニスファンドでIMGアカデミーへ。昨日も記しましたが、去年IMGアカデミーに行った際、真っ黒に焼けた慎太郎は逞しくなっていました。そして、アカデミーのコーチからも、『慎太郎はガッツがある!』『ナイスガイ!』『ネバーギブアップ!』と、皆から愛されているんだと安心したのを覚えています。

いよいよ決勝戦。
し つこさと攻撃力で、慎太郎らしく戦ってほしいです!

慎太郎だからできる!  修造