日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2021年04月18日世界フィギュア国別対抗戦が開催!

コロナ禍の中、2年に一度の団体戦、世界フィギュアスケート国別対抗戦が行われた。

僕にとっては、通常10月にスタートするグランプリシリーズから、この国別対抗戦まで半年にわたるフィギュアシーズンだが、初めて国別で始まり、国別で終わるシーズンとなった。

久々に日本で観客を入れて行われるスポーツの国際大会となった今大会は、バブル方式が採用され、徹底したコロナ対策のもと開催された。

今までの大会との違いを一言で表現するなら「制限」。

国別対抗ならではのチームの応援席にも、選手一人ひとりの間にアクリル板が置かれた。

応援に来るファンの皆さんの数も制限され、声を出しての応援や花束などのプレゼントをすることもできない。

ただ、今大会の中で制限されていないものが一つだけあった。

それは「選手自身のパフォーマンス」だ。

リンクの中だけは制限がない。

だからこそ、今シーズン最後の大会で、悔いのないように心を開放して思いっきり自分を表現してほしいと心から願った。

今シーズンは、コロナ禍で大会が次々に中止となる中、開催されるかどうか分からない試合に向けての調整、モチベーションの維持・・・不安や迷い、とまどいで本当に苦しいシーズンだったに違いない。

そんな中でも、選手たちは今自分たちができる精一杯の演技を氷上で披露してくれた。

久しぶりに目の前で見る選手たちの本気の演技に僕の心も強く大きく動かされた。

3日間行われた競技の結果、日本は第3位!

今シーズンはたくさん苦しんだ分、新たな気づきもあったはずだ。

来シーズンはいよいよ北京オリンピック!さらに成長した選手の演技を本気で応援したい!!

今大会、日本代表として挑んだ8名のフィギュアスケーター。 男子シングルの羽生結弦選手、宇野昌磨選手、女子シングルの坂本花織選手、紀平梨花選手、ペアの三浦璃来選手・木原龍一選手、アイスダンスの小松原美里選手・小松原尊選手。 みなさんの本気の演技、想いが伝わってきました!感動をありがとう!!