日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2014年06月09日くいしん坊!万才 三重編4

今回は、リアス式海岸が続く三重県尾鷲市梶賀町にやってきました。

芳しい香りに誘われて歩いていると、たくさんの小魚を串に刺して、燻しています!

これは「あぶり」と呼ばれる、梶賀に昔から伝わる伝統の一品で、

地元で獲れたばかりの魚に、塩をふって少し置き、

桜の生木でじっくりと燻製に焼き上げるものだそうです。

干物でもなく、燻製でもなく、火でじわじわと焼きながら燻しているため「あぶり」というんだとか。

 

まずいただいたのは、サバの子どもの「サバ子のあぶり」。

炙った魚は、黄金みたいにキラキラ輝いています!

身が締まっていて、旨味が凝縮されていて、香ばしいにおいが広がり、

もう1つ、もう1つと、いくらでも食べれてしまいます。

お酒をいただきたくなる味ですね。

 

アツアツのまま、「親サバのあぶり」もいただいたのですが、脂が乗っていて、味が熟成されています。

ふわっとした身は、ごはんが何杯でもいけそうです!

 

ここでしかいただけない梶賀のあぶり!

このおいしさの裏側にある地元の方々の手間ひまと愛情を思うと、おいしさも倍増です!

これからも、あぶりのように輝き続けてください!!

 

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