日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2018年04月23日ATP1000 モンテカルロ 圭vsナダル!

モンテカルロで圭チェンジ!

錦織圭選手が、グランドスラムに次ぐ大きな大会ATP1000モンテカルロで準優勝!

世界NO.1、そして赤土でこのところ負けなしのR.ナダルに敗れたものの、圭にとっては昨年夏の手首の怪我から完全復帰の大会となった。

これで全仏オープンを含め、グランドスラム優勝への準備がしっかりと出来上がった。
勿論、ランキング的には36位(4月16日付)ではあるものの、周りの選手はわかっている。
錦織は優勝候補。もう自信を失っている、怪我をしている圭ではないということを。

今大会を見ていて感じたことを一言でいうと…

★まだ本当の圭ではない!

個人的な意見だが、圭のプレイはまだ本調子ではないと感じている。
理由はフォアハンド。
彼の武器は間違いなくフォアハンドだ。ただ、コートの内側に入ってボールのあがりっぱなを
叩き攻めていくフォアが、まだしっくり来ていない。
特にビックポイントに対して、どうしても躊躇し打点も後ろで振り抜けていない。
圭自身も復帰する前「大事な場面でどれだけ攻める事が出来るか?その感覚を掴むまで時間が
かかると思う」と僕に語っていた。今回試合に勝つたびに自信をつけていった中、全仏までの大会で、必ず圭本来のフォアハンドを手にすることができるはずだ。

では、何故決勝まで駒を進めることができたのか…

★しぶとさがあった!
フォアハンドの強打ができない分、球足の遅い赤土のコートだからこそ、エッグボール(スピンを多くかけネットの高いところを通しバウンドの高いボール)を中心に戦った。その分ミスもなく、リズムをつかむ事が出来ていた。

そして・・・

★バックハンドが吠えた!
特にストレートのバックハンドの安定感は素晴らしかった!
クロスへのアングル(角度をつけた)ショットを多用したため、よりストレートが効いていた。
精密なバックハンドの攻撃により、相手がどんどん無理をして攻めようとし、ミスを誘った形が多かった。

極めつけは・・・

★ギアチェンジだけではなく圭チェンジ!
錦織選手の凄さはなんといっても、大事な時、ここぞという時にギアをチェンジし、とんでもないプレイが現れることだ。今大会も大事な場面でギアチェンジ!
ただそれは、今までのような強打というよりも、しぶとく粘って、走ってポイントを獲得していた。怪我により試合に出場できない間、新たなトレーニングを取り入れ、フットワーク、そして体力共にレベルがアップしているように感じた。怪我により、圭自身が進化した!チェンジしたのだ!

大坂なおみ選手の活躍により、日本でテニスが注目されていた中、圭も加わり完全に日本はテニス祭り状態。さらには大坂選手、奈良選手、加藤選手、二宮選手の活躍で、フェドカップワールドグループ2部プレーオフでイギリスを破り4年ぶりのワールドグループ2部昇格!
まさに今、日本のテニスが男女ともに熱くなってます!

全仏オープンまでのクレーシーズン、また僕にとって興奮と緊張の時間が味わえる!

圭、ありがとう!
そして、おめでとう!

全仏に向けギアチェンジの修造より