日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2011年12月12日くいしん坊!万才 鹿児島編1
今回訪れたのは、鹿児島県霧島市横川。
今日は、この横川地域に昔から伝わる郷土菓子をいただきます。
そのお菓子の名前は「げたんは」。
台形の形が「下駄の歯」に似ているところから、この名前がついたそうですが、
見た目と違って、持つとどっしりしています。
カステラとも違うし、クッキーとも違う何とも言えない味ですが、
黒砂糖の素朴な甘さで、好きな味ですね。
この「げたんは」、明治の頃に食べられていたそうですが、昭和初期に一度伝承が断絶。
その後、福島さんが昔の文献などを参考に昔ながらの製法で、この「げたんは」を復元したんだとか。
せっかく復元したのですから、これからもずっと横川に残していっていただきたいですね。
福島年子さんにご紹介いただきました。
「げたんは」
黒砂糖を溶かして、小麦粉と重曹を混ぜて焼き、台形の形に切りそろえた後に、黒砂糖の蜜につけて網で焼いたお菓子です。
大隅横川駅の駅舎は、明治36年からそのままの姿を残していて、県内最古の建物なんだそうです。