日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2011年08月09日いきなりですが…

いきなりですが、この度、右膝の手術をしてまいりました。

 

手術は、15年以上ぶりになります。

これまで、左右の膝の手術は現役の頃に何度かしており、オペをすることに関しては何の不安もありませんでした。

 

ただ、今回は何のためにするのか!ここが一番大事なところ。

 

もともと右ひざに関しては、現役中、いつも庇いながら、だましながらのプレイでした。(膝のお皿が割れているため)

どちらかというと、気持ちで乗り切っていた。

しかし膝と付き合っていくそのタフさがなくなり、現役を卒業することになったのです。

その後は、正直自分のためにテニスをしたいと思ったことはないし、とにかく、ジュニア合宿、テニスクリニックでしっかりと打ち合える膝さえあればと思って活動してきました。

 

しかし、3年前から右ひざの痛みが増してきて、歩くことに関しても、我慢が必要になっておりました。(くいしん坊!万才のロケをはじめ、収録中に正座ができない、あぐらもかけないのはその為)

 

治療や、トレーニングなど繰り返し、騙しだまし、で頑張っておりましたが、今回、世界水泳上海も無事終わり、膝にメスを入れることにしました。

 

ふみきった理由は、あまりにも普段の生活の中で気になる痛さになり、イライラが募ってしまう。

ジュニア合宿でのプレイをおろそかにしたくない、そして今年11月に予定されている震災のチャリティートーナメントでダブルスながらプレイしてみたいと思ったからです。

手術をしてくださったのは、僕のテニス人生の恩人でもある、日大病院の斉藤明義先生。

過去、僕自身3度手術をして助けていただいた方です。(巨人軍のみなさんや、錦織圭選手の肘の手術をはじめ、日本のトップアスリートをほとんど見ているスーパードクター)

 

内視鏡での手術。朝一で行ってもらいました。

下半身麻酔で行う予定だったのですが、僕は誰よりも敏感で、何度も麻酔をしても足に効いてくれない・・・チクチクしますかと針を右ひざにツンツンされても、痛い!効いていない!結果、全身麻酔でお願いすることに手術台で決めました。

手術の結果は、半月板の損傷、そして軟骨損傷(骨が摩擦によりなくなってしまう、年配になると多い障害)。軟骨損傷に関しては、しっかり治すとなると半年以上復帰にかかる手術が必要なため、クリーニングとレーザーをあて、これ以上悪化しないようにしてもらいました。

 

入院は2日。すぐに歩いて問題ないオペでした。

ただ、筋力が戻るのには時間がかかるため、すぐにリハビリをしなければいけません。ただ抜糸まではある程度の安静が必要なので、焦らないようにしなければ・・・

現役の時は、手術後すぐにトレーニング場に向かっていた僕ですが、今回は、ゆっくりと筋力をつけれればと考えております。

 

報道ステーションには、夏休みをいただき、治療に専念しようと思っております。(15日から復帰します)

 

今回、久しぶりに日大病院の皆様にお世話になりました。

24時間体制で働く看護師の皆さんをはじめ、本当に良くしていただきました。

感謝、感謝、感謝です。

 

焦りはありますが、じっくりとしっかりとひざを治していければと思っております。

 

今後も、少しでも皆さんの応援ができればと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

とり急ぎご報告まで

 

テニスがしたい、応援がしたい、笑顔でいたい  修造より

 

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いつもお世話になっているテレビ朝日「報道ステーション」のスタッフのみなさんからの応援フラッグです!
ありがとうございます!! 

 

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手術前の膝 

 

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これから手術室に向かいます!

 

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手術が終わって、麻酔から覚めて、まだボーーーっ。

 

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手術無事に終わりました!
麻酔も覚めてスッキリ!!