日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2021年10月24日【世界体操 北九州2021】世界体操最終日!

世界体操最終日となった10月24日(日)、種目別決勝が行われました。

まずは女子の平均台。芦川うらら選手が日本人選手として67年ぶりとなる金メダルを獲得!
村上茉愛選手も銅メダルに輝き、ダブル表彰台を飾りました!!

そして、なんといっても茉愛さんのゆか!
東京オリンピックでも銅メダルを獲得したこの種目で、見事金メダルに輝き、有終の美を飾りました。
茉愛さんのラストダンス、最高でした。
最後のポーズに込めた想いも、皆さんに伝わったと思います。
僕もしっかり受け止めさせていただきました!
茉愛さん、ありがとう!!

男子の跳馬では、米倉英信選手が世界体操初出場で銀メダルに輝きました!

目を見張るほどの助走のはやさ!そして、自身の名前が付く最高難度の「ヨネクラ」も披露し、着地こそ少し乱れたものの、攻める姿勢は素晴らしかったです!

最後の種目「鉄棒」。

橋本大輝選手は銀メダルを獲得!金メダルとの差、0.1!
東京オリンピックの金メダリストとして世界体操でも金メダルを目指していた以上、大輝さんにとっては悔しい結果だったかもしれません。
ただ、この負けが大輝さんをさらに強くしてくれると信じてます!

そして、なんといっても、体操界のキング、内村航平選手。

航平さんがこだわっていた「着地」。見事に決まったときには心が震えました。
人の心を動かすのは、ただ勝ったときだけではないということを改めて教えてくれた。

試合後、航平さんにインタビューさせていただいたが、その言葉がとても心に響きました。

「着地一発で、見ている人たちにいろいろなことを伝えられたと思う。人に何かを伝える、魅せる演技というのはこういうことなのかなと。我武者羅にやることもカッコイイんだなって。今まではスマートにやってきて、スマートに勝ってきた。ただ、もがき苦しんで、結果も出なくて…っていうのでもいいんだなって。そういう泥臭さに意味を感じたっていうか。スマートだけがカッコイイっていうことではないと気づけました。」

航平さんの「やっぱ体操好きやん!」という想いをこれからも感じていきたい!!