日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年07月21日くいしん坊!万才 福井編1
越前の小京都として知られる福井県大野市。
今日は、この地域に伝わるちょっと変わった風習をご紹介します。
今回お世話になる大亀屋さんに近づくにつれて、魚を焼く香ばしい香りが漂ってきました。
店先をのぞいてみると、丸々とした脂が乗ったサバが炭火でじっくり焼かれています!
見ただけでおいしいのが分かりますね。
この地域では、夏至から数えて11日目の「半夏生」と言われる日に、
サバの丸焼きを食べる風習が残っているそうで、
毎年1店で1400匹以上の焼きサバが売れるというからビックリです!
半夏生に焼きサバを食べるのは江戸時代からの風習ということで、
大野のお殿様が農家の苦労をねぎらって焼きサバを食べるように、
御触れを出したことがそもそもの始まりなんだとか。
早速、「浜焼きサバ」をいただきましたが、立派なサバなのでずっしり重い!
しっかり焼かれていたので、身が硬くなっているかと思ったのですが、
ふわっとしていて、美味さが体に染み渡りますね。
お醤油をたらした大根おろしと一緒にいただくと、さっぱりしてこれまたおいしい!
この焼きサバをいただくと、パワーが湧いてきて、この暑い夏も乗り切れそうです!
ありがとうございました。