テニスの未来を本気で育てる！修造チャレンジ

12歳以下のジュニア男子選手20名による強化合宿を、茨城県にある「テニスポート波崎」にて開催しました。12歳以下の初参加選手20名による合宿を今までも行って来ましたが、今年はさらに多くの選手にチャンスを与えるため、全国を東日本と西日本の2つに分け、各20名ずつ、計40名を対象に合宿を開催。今回は「東日本」地域に属する北海道、東北、関東、北信越の4地域協会から選抜された20名の選手たちを対象にした合宿です。

3日間という短いスケジュールのため、前日の夜に集合し、初日は朝のミーティングからスタート。コートに移動してからはゲーム形式で全員のプレーをチェックした後、この年代で最も大切となる基本的なテクニックを身につけるためのドリル練習を行いました。
2日目からは20名全員を対象に行った1対1での練習を通し、選手毎に今必要な修正点などについて伝え、他のコートは櫻井コーチを中心に様々なドリル練習を実施。天候が崩れた時間もありましたが、グループ分けをして交代でインドアコートでの練習や部屋で心理テストを行うなど、効率的に時間を過ごすことができました。

夕食後のミーティングでは、フィットネス、メンタルについての各専門スタッフからのレクチャーを行ったほか、14歳以下日本代表、16歳以下日本代表の海外遠征などについて各監督から紹介しながら、実際に世界の舞台で戦うことを意識づけました。

また、『音楽に合わせて踊る』プログラムや、英語しか通じない場面を設定しての体験プログラムを通し、どのように自己表現をするか、困難な状況に陥った場合にどのように乗り越えるかなどについて、学んでもらいました。

3日間という短い時間でしたが、経験豊富な各分野のスタッフのサポートにより、充実したプログラムを行うことが出来ました。選手たちにはここで学んだことを日々の練習でも意識して実践し、大きな夢の実現に向けて励んでもらいたいと思います。

松岡 修造